もちろん、質問されることは予想していたから、答えを用意していた。
『経済的な理由で、急に働かなくてはいけなくなったこと』
『急なことだったために、大学の退学手続きがまだ済んでいないこと』
そう、説明すればいい。
まあ、急なことだったのは確かだけど、退学手続きが済んでいないのは、私に迷いがあるからだから、これは半分以上嘘の成分が含まれているけど。
私が、用意していた言葉を言おうとしたとき、一足早く不動さんが口を開いた。
「まあ、夜勤専属なら、大学に通いながら働くこともできますが、あなたが考えているよりもだいぶきついでしょうね」
「……は?」
今、なんて言った、この人。
夜勤専属なら、何ですって?



