もしかしたら、この先、つらいことがあるかもしれない。

でも、きっと。

祐一郎さんと一緒なら、どんな困難も乗り越えていけるって、そう信じられる。

父と母が、そうしたように。

祐一郎さんのお父さんとお母さんが、そうしたように。

私も、祐一郎さんと一緒に生きて行こう。

どちらからともなく手を伸ばし、テーブルの下でしっかりとつなぐ。

それは、二人だけの永遠の誓い。

その確かな温もりを感じながら、私たちは微笑みあった。





  オ・ト・ナの、お仕事♪ 
  ~甘いキスは蜜の味~

      完結