【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】



「大丈夫ですよ。ちゃんと時間には間に合わせますからね。心配しないで任せて下さい」

母のような年代の人に優しく諭されて、若干、考えを巡らせる余裕が出て来る。

「はい、まずは胸のサイズをはかりますから、両手を楽ーに下げて下さいね」

どうせ用件がすまなければ解放されないのだろうから、おとなしく言うことを聞く方が、この状況から早く抜け出せる。

それが、一番の早道だ。

そう、自分に言い聞かせ、羞恥心に蓋をして、言われるがままに両手をブラりと下げた。

すかさず、メジャーを持った手が胸のサイズを測りにかかる。

「あの、不動社長は、なんて依頼したんですか?」

「ホテルで大切な会食があるので、お連れの方を、ドレスアップさせてほしい、と」

ニコニコ笑顔の店員さんは、身体のサイズをテキパキと測りながらも、そう答えてくれた。