【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】



『それじゃ、お先にね』と、カラカラ笑いながらスマイリー主任は、部屋を出て行ってしまった。

残されたのは、まだ半べそ状態の私と黙りこくった社長の二人。

「す、すみませ……」

すごく嬉しいのに、

なんでこんなに泣けるのかと思うほど、後から後からこぼれ出してくる涙は、際限がなく、

社長は、椅子から立ち上がると、ティッシュボックスを私に無言で押し付けるように渡すと、そのまま、給湯室の方へ行ってしまった。

――うう。

きっと、

いい年して、泣き虫で恥ずかしいヤツ、とか思われちゃっただろうなぁ。

こんなに、泣き虫じゃなかったはずなのに。

もっと、強くならなきゃ、私。

後悔という名の反省をしつつ、渡されたティッシュで、涙と鼻水をグシグシと拭う。

社長、何してるんだろう?

「あの――」

一向に出てくる気配がない社長のことが気になり、給湯室まで歩み寄った私は、おずおずと中を覗き込んだ。