【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】



「あれれれ……?」


パタリパタリと手が届く範囲、ほぼすべての扉を開けて探索した結果、やたらとエレガントなコーヒーカップのセットは発見したけど、お目当てのコーヒーメーカーちゃんは、とうとう見つからなかった。

見つかったのは、封が切られてないインスタント・コーヒー。

それも、ビンに入っているものじゃなく、お砂糖やミルクが初めから調合されている、使い切りタイプのスティック状のもの。

他に、お砂糖やミルクは、見当たらない。

「……」

しばし、まぶしいほど白いキッチンの天板に並べた戦利品を、茫然と見つめる。

まあ、コーヒーは、これでも良しとしよう。

無いよりはマシだ。

でも、肝心のモノが見つからない。

「ヤカン……どこ?」

もしくは、電気ポットでもいいけど。