【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】



美由紀が紹介してくれた仕事先が、昔のお隣さんの会社だった。

それも、その会社の社長さんが、大好きだったあの優しい『祐兄ちゃん』。

なにその、ものすごい偶然。

……偶然、なの?

ふとよぎった疑問に首を傾げている私をよそに、社長と父の会話は続いている。

『咲子さんの……。もちろん覚えているが、なぜ君の所に娘が?』

「実は偶然、お嬢さんが私の会社に面接に来られまして」

――偶然。

そうだよね。

ただの偶然、なんだよね?

『ああ、面接に行くと言っていたが、君の会社だったのか……』

「はい。それで、来週の月曜から夜勤で来てもらうことになったんですが……」

『夜勤、ですか?』

「はい。夕方五時から深夜二時までの夜勤です」

『……』