「ここのロッカーで着替えて、っていっても、制服の上着を羽織るだけだけどね。今日の所は余ってる制服で我慢して。一応クリーニング済みだから」
一番端っこのロッカーからスマイリー主任が取り出してきたのは、なんだか見覚えのある白地にブルーの縦縞のラインの入った、上着。
「これって、コンビニの……」
そう。
ここに来る前に寄った、コンビニの制服に似ている。
「デザインは、一緒だね。胸の所のロゴだけ変えてあるんだ」
「あ、ほんとだ」
胸の所に、濃いオレンジ色でホテルの名前が刺繍されている。
「あそこのコンビニもウチの会社の系列だから。あ、ちなみに、自分はコンビニの店長も兼任しているので、ご贔屓にね」
「店長!? ……さんなんですか?」
てっきり、アルバイトのお兄さんだとばかり思ってたのに。
「まあ、しがない雇われ店長だけどね。社長には、良いようにこき使われてます、俺」



