次の日


寝れなかった私はクマができていた。



うぅ…。


どうにかしないと…っ!!



私は、クマを直してから


学校に向かった。





学校につくと



パチッと瀬戸口くんと目があう。



私は、耐えきれなくて逸らしてしまう。



あ……っ。


そう思って振り向くと



もう瀬戸口くんの姿はない…。



あーあ…。



またやっちゃった……っ。





気が乗らないまま、教室まで足を勧めた。



「おはよう……」


大人しく入ると


「こ、心愛!!!」


千夏ちゃんがすぐに抱きついてくる。


「千夏ちゃん……」


ニコッと笑って見せると


「無理に笑わないでよ…。
千夏から聞いたよ?」


なっちゃんも来る。


ほんとにっ……。


幸せ者だなあ…。


そう思って、また微笑むと


「「もう!可愛いんだからあ…」」

2人の声が重なった。




もう、仲いいんだから…。



私は、軽く笑ってから席について



少しだけ寝た。