いつもみたいに、3人でお昼を食べてると


ドアがガラッとあいた。



もう、瀬戸口くんも

雄大くんも、来てないから


期待しないでご飯を食べ続けていると



「おい、なに食ってんだよ」



思ってもしない言葉がふってきた。



「んぐっ……っ、!」


食べてた玉子焼きでむせると


「ん、飲めよ。馬鹿だなあ〜」

そう言ってお茶を渡してくれる



こ、この声……っ!!!



「あ、ありがとうっ…。」




お茶をもらってから




パッと振り向くと



お腹を抱えて笑っている



「せ、瀬戸口……くんっ!?」


瀬戸口くんがいる。