お昼休み


いつもなら、瀬戸口くんに呼ばれてもいい時間。




なんだけど……。





連絡がきません。





「心愛ー??
食べないのー?」


なっちゃんが、私の前に机を重ねながら
聞いてくる。



「え…?? あの、瀬戸口くんから……
連絡が来なくて…っ。」


そう言うと


少し、胸がズキッとした。


あれ、


また、だ…。



すると


勢い良くドアがあいた。



ハッと顔を上げると


息を切らした




「ゆう、だい…くんっ…?」


雄大くんがいた。