俺様王子とラブレッスン①




え……??


顔を上げると



そこは





音楽室だった。





え…??



ど、どうして??




頭の中を?でいっぱいにしてると



「おい、遅い」




中から瀬戸口くんが出てきた。


ひぃっ!?



「あ、の…すいません…」


頭を下げると


「ん、許す」

そう言ってから


「雄大、さんきゅ。」


雄大君にお礼を言って、私の手を引いた。




「さあ、始めようか?」

ニヤッと笑ってそう言った瀬戸口くん。




わ、私、何されるのでしょうか……??