「え? そうだよっ……??」


や、やっぱり危険なのかな…?


「えぇー!? なにそれ、やばい。
心愛にも…そんなことが…」

なんて、勝手に妄想してる千夏ちゃんは置いといて…。


「男の子を教えてもらう!?
なにそれ…。平気なの?」

さらに心配するなっちゃん。


だ、大丈夫では……ないけどっ…!!!


こうやって


「で、でもね…こうやって毎日、教室まで見に来てくれる男の子たちとも、少しは……話してみたい。」


チラッと窓を見ながら言うと


泣きそうな顔をして


「泣かされたら言うんだよ!!
もうっ!! 可愛いんだからー!!」


そう言って私に抱きついてきた。


「うんっ…!!! ありがとうっ!!」

ニコッと笑顔を見せると


なっちゃんまで笑顔になった。