「素直じゃなくて、悪いかよ。」



何年かぶりに呼ばれた名前と一番聞きたかった一言。



息するのが、苦しい。



嫌だからじゃなくて……嬉しくて、苦しい。



ふ、と我にかえると、凄い視線が……。



あっ……!た、体育館だった!



私は、恥ずかしさのあまり逃げ出してしまう。



「おい、待てよ!」



なんて言った雨の声を無視して。



なに、なに、なに!!



……さっき言った事って本当?



顔に熱を感じる。絶対今、真っ赤だ……。