「どうした?」
「ちょっと・・・貧血・・みたい・・」
琉聖に抱き上げられ寝室のベッドの上に降ろされた。
「唇が真っ青だ こんな事は今が初めてなのか?」
「初めて・・・」
目を閉じた柚葉は口を利くのも億劫になっていた。
眩暈が落ち着くと琉聖はかかりつけの大学病院へ車を走らせた。
玲子には連絡を入れてある。
赤信号になり助手席で目を閉じている柚葉を見る。
まだ顔色は戻っていない。
琉聖は病気が再発したのではないかと気が気でなかった。
柚葉の不安も琉聖に伝わってくる。
一言も口を利かずにただ目を閉じているだけなのだ。
病院に到着した2人は救急の入り口から入った。
柚葉の身体を抱えるようにして中へ入ると廊下に顔見知りの看護師が立っていた。
「真宮さん、こちらです」
玲子がいると思われるドアの中へ入った。
「ちょっと・・・貧血・・みたい・・」
琉聖に抱き上げられ寝室のベッドの上に降ろされた。
「唇が真っ青だ こんな事は今が初めてなのか?」
「初めて・・・」
目を閉じた柚葉は口を利くのも億劫になっていた。
眩暈が落ち着くと琉聖はかかりつけの大学病院へ車を走らせた。
玲子には連絡を入れてある。
赤信号になり助手席で目を閉じている柚葉を見る。
まだ顔色は戻っていない。
琉聖は病気が再発したのではないかと気が気でなかった。
柚葉の不安も琉聖に伝わってくる。
一言も口を利かずにただ目を閉じているだけなのだ。
病院に到着した2人は救急の入り口から入った。
柚葉の身体を抱えるようにして中へ入ると廊下に顔見知りの看護師が立っていた。
「真宮さん、こちらです」
玲子がいると思われるドアの中へ入った。