言いたくないなら言わなくていいって言ったくせに。結局、興味本位で聞いてくるんじゃない。
「関係ない、ねぇ」
「な、なによ」
「ぼくにしといたら?」
「はい…?」
ボ ク ニ シ ト イ タ ラ … ?
確かに美島は言った。言ったと思う…。思わず眉間にしわを寄せて聞き返したんだけど…。
「うん。だから、ぼくだったら椿姫にそんな顔はさせない」
「そんな顔、って……」
「傷付いてて、寂しそうな顔」
「し、してないし!」
「してるよ。今にも泣きそうな顔して。よっぽど、花火大会でイヤなことがあったんだね」
「……っ、」
そんな言い方ズルイっ。そんな風に言われたら……。思わずクチビルをキュッと噛んだ。
すると美島は「コッチに、おいで」と、わたしの手を握りグラウンド内にあるベンチに座らされた。
「なにがあったか、ぼくには言いづらい?」
「………見た、の」
「見た?」
ダメだ。わたし、コイツの目に弱いかも…。切れ長で、ぱっと見はクールな顔してんのに、優しい目をしてる。
思わずポロリと、言葉をこぼすと美島は一瞬顔を顰めて聞き返した。
「……付き合ってた人が」
「うん」
「……っ、」
「あー、ごめん。もう言わなくていいよ」
「関係ない、ねぇ」
「な、なによ」
「ぼくにしといたら?」
「はい…?」
ボ ク ニ シ ト イ タ ラ … ?
確かに美島は言った。言ったと思う…。思わず眉間にしわを寄せて聞き返したんだけど…。
「うん。だから、ぼくだったら椿姫にそんな顔はさせない」
「そんな顔、って……」
「傷付いてて、寂しそうな顔」
「し、してないし!」
「してるよ。今にも泣きそうな顔して。よっぽど、花火大会でイヤなことがあったんだね」
「……っ、」
そんな言い方ズルイっ。そんな風に言われたら……。思わずクチビルをキュッと噛んだ。
すると美島は「コッチに、おいで」と、わたしの手を握りグラウンド内にあるベンチに座らされた。
「なにがあったか、ぼくには言いづらい?」
「………見た、の」
「見た?」
ダメだ。わたし、コイツの目に弱いかも…。切れ長で、ぱっと見はクールな顔してんのに、優しい目をしてる。
思わずポロリと、言葉をこぼすと美島は一瞬顔を顰めて聞き返した。
「……付き合ってた人が」
「うん」
「……っ、」
「あー、ごめん。もう言わなくていいよ」

