「ウチの椿姫ちゃんが、ケガしちゃいましたー」
「は…?ちょ、美島!ヤダっ!」
なにをするのかと思ったら、わたしの手を握ったまま、みんなに見せるように手を高めに上げた。
必死で抵抗するも、オトコのチカラには敵わず、思いきり美島を睨み付けた。
「消毒液もないし、指先だから、出血止まりづらいし…。さぁ、どうしようか?」
「え、待って…!」
わたしを見て、ニヤリと笑った美島にイヤな予感がした。だからすぐに腕を引き抜こうとしたんだけど、それを美島が許すワケもなく…。
「だーめ。椿姫はケガ人でしょ?」
「チガっ、」
「えー?こんなに出血してるのにー?」
「だ、だいじょぶだからっ!」
「ぼくに助けを求めなかった罰だよ」
「……やっ!」
わたしがイヤがるのを気にもせず、美島が出血したわたしの人差し指をパクッと口に咥えた。
周りから(ほとんどが美島のファンだけど)悲鳴が聞こえる。彼女らを見るのも怖くて、顔を上に向けることもできない。
そして、わたしの全神経が人差し指に集中する。いくら美島を見てなくたって、指に美島を感じてしまう。
定期的にトクトクと指から血を吸い上げる美島のクチビル。意を決してチラリと美島を見ると、美島が指を咥えながら、わたしを見ていて、目が合うといやらしく笑った。
「は…?ちょ、美島!ヤダっ!」
なにをするのかと思ったら、わたしの手を握ったまま、みんなに見せるように手を高めに上げた。
必死で抵抗するも、オトコのチカラには敵わず、思いきり美島を睨み付けた。
「消毒液もないし、指先だから、出血止まりづらいし…。さぁ、どうしようか?」
「え、待って…!」
わたしを見て、ニヤリと笑った美島にイヤな予感がした。だからすぐに腕を引き抜こうとしたんだけど、それを美島が許すワケもなく…。
「だーめ。椿姫はケガ人でしょ?」
「チガっ、」
「えー?こんなに出血してるのにー?」
「だ、だいじょぶだからっ!」
「ぼくに助けを求めなかった罰だよ」
「……やっ!」
わたしがイヤがるのを気にもせず、美島が出血したわたしの人差し指をパクッと口に咥えた。
周りから(ほとんどが美島のファンだけど)悲鳴が聞こえる。彼女らを見るのも怖くて、顔を上に向けることもできない。
そして、わたしの全神経が人差し指に集中する。いくら美島を見てなくたって、指に美島を感じてしまう。
定期的にトクトクと指から血を吸い上げる美島のクチビル。意を決してチラリと美島を見ると、美島が指を咥えながら、わたしを見ていて、目が合うといやらしく笑った。

