「結構、傷付くんだけど?」
「へっ…?」
なんでそんな悲しそうな顔してるの…?わからない、美島がわからないよ。
「そんなに、ぼくと間接キスするのがイヤだったの?」
「べ、べつにそういうわけじゃないけど……」
「まぁ、いいや。もう帰ろう。最近ずっと頭使ってたから、疲れちゃった」
「……うん」
ちゃんと言えなかった。ホントは恥ずかしかっただけだ、って。だって言ったら、笑うと思ったから…。
美島の言葉に、松井が「うしっ!じゃあ、帰るかー」と言って、那津も「椿姫ちゃんも帰ろう?」と、わたしの傍に寄ってきた。
途中まで4人で歩き、ある十字路で美島と松井、わたしと那津で別れる。
「じゃあ、また来週」
「じゃあなー」
「うん、またね」
「さようなら」
みんなで言葉を交わし、歩き始める。
「ねぇ、椿姫ちゃん?」
「んー?」
「美島くんのこと、どう思ってる?」
「えっ?どう、って……」
「気になってるんじゃない?」
「はぁ?」
どうしたの、那津。なんで、そんなこと言うの?なんで、そんなこと思うの?
「へっ…?」
なんでそんな悲しそうな顔してるの…?わからない、美島がわからないよ。
「そんなに、ぼくと間接キスするのがイヤだったの?」
「べ、べつにそういうわけじゃないけど……」
「まぁ、いいや。もう帰ろう。最近ずっと頭使ってたから、疲れちゃった」
「……うん」
ちゃんと言えなかった。ホントは恥ずかしかっただけだ、って。だって言ったら、笑うと思ったから…。
美島の言葉に、松井が「うしっ!じゃあ、帰るかー」と言って、那津も「椿姫ちゃんも帰ろう?」と、わたしの傍に寄ってきた。
途中まで4人で歩き、ある十字路で美島と松井、わたしと那津で別れる。
「じゃあ、また来週」
「じゃあなー」
「うん、またね」
「さようなら」
みんなで言葉を交わし、歩き始める。
「ねぇ、椿姫ちゃん?」
「んー?」
「美島くんのこと、どう思ってる?」
「えっ?どう、って……」
「気になってるんじゃない?」
「はぁ?」
どうしたの、那津。なんで、そんなこと言うの?なんで、そんなこと思うの?

