ぼくのことだけ見てなよ

どうだったかな、って!!そこは否定してよ!!……なんて思っていると、スカートの上から足をツンツンと美島がペンで突ついてきた。

美島をチラッと見ると、黒目を下に向ける。それに釣られて、わたしも下を向くとスマホを差し出してきた。

ん…?なんか文字が書いてある?それをわたしに読め、と…?

【及川の反応、バレバレ】

なっ…!美島の言葉に、キィ!となり、そのスマホを下で奪い取った。そして、文字を打つと美島に返す。

【美島のほうが、バレるから!!】

それを見た美島が、クスッと笑う。そして、また文字を打つと、コチラに渡してきた。

【なんなら、バラしてみる?】

「なっ…!?」
「椿姫ちゃん…?」

美島の言葉に、ガタン!と席を立った。それに驚いた那津が、声をかけてきて、わたしは「あ、ごめん…」と言って、席に着いた。