正直、ビックリはしたけど。なんだろ、素直に嬉しいと思った。だから、笑顔で〝ありがとう〟と伝えただけだったんだけど。
「2人で、ずいぶん楽しそうだね」
「み、しま…」
「椿姫って、孝宏のこと好きなんじゃないの。そんな笑顔見せちゃって」
「チガ、」
「ぼくのこと期待させといて、ホントは孝宏が好きだったとか?サイテーだね」
「……っ、」
サイテー、だって…。わたしって、サイテーだったんだ。そっか、だからあの人もわたしから離れて行っちゃったのかな。
「楓、なにムキになってんだよ。椿姫ちゃんが俺を?……笑わせんなよ?んなわけ、ねぇだろうが」
「2人でコソコソ会っちゃって。それなら言ってくれたらよかったじゃない。孝宏だって、椿姫ちゃんのこと好きなんでしょ?」
「あぁ、好きだよ。椿姫ちゃんのことが好きだよ。だから今告白して、たった今振られたとこだっつーの」
「………」
「それを、なに勘違いしてんだか。サイテーなのは、お前じゃねぇの?」
「……椿姫、孝宏に告白されたの…?」
2人の会話を、ただボーッと聞いていた。そしたら急に美島が、わたしに振るから、とりあえず頷いた。
「振った、の…?」
「…ん」
「ごめっ、椿姫…。ぼく、」
「いいよ、大丈夫。気にしてないから」
「でも、」
「わたし、那津探してくるね」
「椿姫!」
あーぁ。またわたし逃げちゃった。美島の言葉、最後まで聞かないで。ホント悪い子だな、わたし。とりあえず、那津探そうかな。
*
「バーカ、なにやってんだよ」
「……ぼく、焦りすぎだよね」
「あぁ。早く椿姫ちゃんと付き合いたいのは、わかるけどさ。さっきの言い方はないだろ?」
「……うん。反省してるよ。って、やっぱり孝宏。椿姫のこと好きだったんだね」
「あ?あぁ。でも俺は、お前の応援するって決めたんだよ。だから邪魔するつもりもない。いや、もう邪魔したのか…悪りぃ」
椿姫がいなくなったあと、孝宏が呆れ返っていた。そんな孝宏を見て楓も、自分が焦りすぎたことに落ち込んでいた。
ホントは椿姫を追い掛けなきゃいけない楓だったが、それよりも頭を冷やすことが先だと、少しの間、孝宏のとなりに座り沖縄の空を見上げていた。
「2人で、ずいぶん楽しそうだね」
「み、しま…」
「椿姫って、孝宏のこと好きなんじゃないの。そんな笑顔見せちゃって」
「チガ、」
「ぼくのこと期待させといて、ホントは孝宏が好きだったとか?サイテーだね」
「……っ、」
サイテー、だって…。わたしって、サイテーだったんだ。そっか、だからあの人もわたしから離れて行っちゃったのかな。
「楓、なにムキになってんだよ。椿姫ちゃんが俺を?……笑わせんなよ?んなわけ、ねぇだろうが」
「2人でコソコソ会っちゃって。それなら言ってくれたらよかったじゃない。孝宏だって、椿姫ちゃんのこと好きなんでしょ?」
「あぁ、好きだよ。椿姫ちゃんのことが好きだよ。だから今告白して、たった今振られたとこだっつーの」
「………」
「それを、なに勘違いしてんだか。サイテーなのは、お前じゃねぇの?」
「……椿姫、孝宏に告白されたの…?」
2人の会話を、ただボーッと聞いていた。そしたら急に美島が、わたしに振るから、とりあえず頷いた。
「振った、の…?」
「…ん」
「ごめっ、椿姫…。ぼく、」
「いいよ、大丈夫。気にしてないから」
「でも、」
「わたし、那津探してくるね」
「椿姫!」
あーぁ。またわたし逃げちゃった。美島の言葉、最後まで聞かないで。ホント悪い子だな、わたし。とりあえず、那津探そうかな。
*
「バーカ、なにやってんだよ」
「……ぼく、焦りすぎだよね」
「あぁ。早く椿姫ちゃんと付き合いたいのは、わかるけどさ。さっきの言い方はないだろ?」
「……うん。反省してるよ。って、やっぱり孝宏。椿姫のこと好きだったんだね」
「あ?あぁ。でも俺は、お前の応援するって決めたんだよ。だから邪魔するつもりもない。いや、もう邪魔したのか…悪りぃ」
椿姫がいなくなったあと、孝宏が呆れ返っていた。そんな孝宏を見て楓も、自分が焦りすぎたことに落ち込んでいた。
ホントは椿姫を追い掛けなきゃいけない楓だったが、それよりも頭を冷やすことが先だと、少しの間、孝宏のとなりに座り沖縄の空を見上げていた。

