「あ、ここじゃね?」
「うん、ここだね!よかったね、お店見つかって!」
松井と那津が前を歩き、探していたお店が見つかって。わたしと美島も顔を合わせて笑うと、2人のあとについてお店の中へと入った。
ここは、ホテルから近い場所にあって、沖縄の料理を堪能できるらしく、そんなに中は広くはないけれど、地元の人たちなのか中は結構賑わっていた。
昨日のホテルのバイキング同様、ゴーヤチャンプルとかラフテーとか店員さんオススメ料理を頼むことにして、待ってる間も4人で今日のことについて話したりしていた。
「今日も楽しかったなぁ。明日の夕方には帰るんだもんねぇ。もっといたいなぁ」
「だなぁ。まさか、こんなに楽しくなるなんて2年になった時は思わなかったよな」
「うんっ。わたし椿姫ちゃんがいればいいって思ってたけど、美島くんと松井くんとも一緒に回れて楽しかったよ」
「そうだね。いろんなことあったけどね。椿姫がオトコに触られたり、オトコに触られたり、プラネタリウムで寝落ちしたり、」
「ちょっと!何回わたしオトコに触られてるの!寝落ちだって、仕方ないじゃない!暗かったんだから…」
やっぱり美島とは、こういう関係がイチバンなのかな…?友達でいたほうが、言い合いもできて楽しい気もするんだけどな…。
「2回、触られたでしょ?あのナンパ野郎と、孝宏に」
「……っ、」
そう思って気を抜いてた矢先、耳元で囁くように言われた言葉に、背中がゾクゾクっとした。
「あ。そういえばさぁ、椿姫ちゃんに聞くの忘れてた」
「え、なに?」
「楓とも話してたんだよ。心配って、誰のこと言ってたんだ?」
「心配…?あー、弟のことだよ」
「弟?椿姫、弟いたんだね」
「うん。まぁ、もう中学生だから心配はいらないと思うんだけどさぁ」
「親は?いねぇの?」
「あー。ウチ理由(わけ)あって、いないからさぁ。2人で暮らしてるんだよねぇ。って、そんな気まずい顔しないでよ!全然、なんでもないことだからさ!」
「あ、いや。ゴメン。聞き方が軽率だったわ」
「ううん、ホント気にしないで?」
そう言って、運ばれてきた料理に手を付けようとした時だった。わたしのスマホに着信が鳴ったのは。
「うん、ここだね!よかったね、お店見つかって!」
松井と那津が前を歩き、探していたお店が見つかって。わたしと美島も顔を合わせて笑うと、2人のあとについてお店の中へと入った。
ここは、ホテルから近い場所にあって、沖縄の料理を堪能できるらしく、そんなに中は広くはないけれど、地元の人たちなのか中は結構賑わっていた。
昨日のホテルのバイキング同様、ゴーヤチャンプルとかラフテーとか店員さんオススメ料理を頼むことにして、待ってる間も4人で今日のことについて話したりしていた。
「今日も楽しかったなぁ。明日の夕方には帰るんだもんねぇ。もっといたいなぁ」
「だなぁ。まさか、こんなに楽しくなるなんて2年になった時は思わなかったよな」
「うんっ。わたし椿姫ちゃんがいればいいって思ってたけど、美島くんと松井くんとも一緒に回れて楽しかったよ」
「そうだね。いろんなことあったけどね。椿姫がオトコに触られたり、オトコに触られたり、プラネタリウムで寝落ちしたり、」
「ちょっと!何回わたしオトコに触られてるの!寝落ちだって、仕方ないじゃない!暗かったんだから…」
やっぱり美島とは、こういう関係がイチバンなのかな…?友達でいたほうが、言い合いもできて楽しい気もするんだけどな…。
「2回、触られたでしょ?あのナンパ野郎と、孝宏に」
「……っ、」
そう思って気を抜いてた矢先、耳元で囁くように言われた言葉に、背中がゾクゾクっとした。
「あ。そういえばさぁ、椿姫ちゃんに聞くの忘れてた」
「え、なに?」
「楓とも話してたんだよ。心配って、誰のこと言ってたんだ?」
「心配…?あー、弟のことだよ」
「弟?椿姫、弟いたんだね」
「うん。まぁ、もう中学生だから心配はいらないと思うんだけどさぁ」
「親は?いねぇの?」
「あー。ウチ理由(わけ)あって、いないからさぁ。2人で暮らしてるんだよねぇ。って、そんな気まずい顔しないでよ!全然、なんでもないことだからさ!」
「あ、いや。ゴメン。聞き方が軽率だったわ」
「ううん、ホント気にしないで?」
そう言って、運ばれてきた料理に手を付けようとした時だった。わたしのスマホに着信が鳴ったのは。

