傷つけられた天使



和真と龍也はソファに向き合う様に座った

「悪いけど、君については少々調べさせてもらったんだ。
それでね、俺達の大事な奈桜を傷つけてくれたらしいじゃないか。」

「・・・。」

「その他にもいろいろやってくれたね。」

「・・・。」

「だから、今日は宣戦布告しに来たんだ。」

「宣戦布告だと?」

「うん。君だけにね。」

「何だよ。」

「龍玄の総長の地位に俺が必ずつくことになるから、覚悟しとけよ。」

「はぁ!?テメェ何考えてやがんだ!!」

「何って、今のじゃ分からなかったか?

・・・要するにオメェの座を奪うって事だよ」

「クッ・・・ハッハッハッ!!

・・・おもしれぇ。やってみろよ。」


和真は龍也の答えを聞くと立ち上がり、


「帰るぞ。用は済んだ。」


それだけ言って先に歩き出した。