傷つけられた天使



龍玄の倉庫に着くと休日だからか下っ端の人達がたくさん集まっていた。


これだけの人達がいると、私に視線を向けられているのが、良くわかる。


下っ端のリーダーの人が匡の所に駆け寄って来た。


「如月さん、お久しぶりです!
・・・あの、総長の様子がおかしくて。

誰も倉庫の中に入れてもらえないんです。」


その時私達は、弾かれたように、倉庫に向かって走り出した。


「お前ら、俺らが出てくるまで入って来るなよ!!」


悠士はそう怒鳴りながら、先頭まで来た。


ダダダダダダダッ


倉庫の中には簡単に入れた。

1階には見当たらない。

じゃあ、どこにいるの?


「総長室に行こう!」


バンッ


扉を開けるとそこには、殴られボロボロになった蓮夜と

今にも龍也に跨がれ襲われそうな蓮華がそこにいた。


「テメェ、何してんだよっ!!!」


矢尋が龍也を殴り飛ばす。

私はその間に蓮華の元へと駆け寄った。