傷つけられた天使



どうしよう…

『俺の』って意味、今聞いても良いかな。


うーん、と悩んでいると和真が肩を叩いてきた。


「後で話がある。一緒に帰ろう。」

「あ、う、うん!わかった。」


話ってなんだろう?

さっきの事かな?

まあ、その時聞けばわかるか!


「はーい。作戦会議の報告しまーす。
皆こっち注目ー。」


タイミングよく和佐が立ち上がり、話し出した。


「まずはじめに、決行日は明日に決まった。」


和真がいったとおりだ!


「作戦としてはー、まあ、その時々で頑張れ。」


ん?


「人員配置はこのようになったから、各自確認し、そのグループごとで話し合って動きを決めろ。以上!」


あれれ?

これって作戦?


私の考えがわかったのか和佐が説明してくれた。


「今回はケンカは無し。話し合いだけだから、動きは指示する必要はないのよ。個人個人の自己判断に任せるつもり。」

「なるほど!」

「俺と奈桜と和佐と矢尋は直接ヤツと話すからな。奈桜は何か話したいことあるか?」


ヤツって龍也の事だよね。

話したいこと…。


「無いよ。」

「…。わかった。じゃあ、基本俺が話を進めていく感じで良いな?」

「うん。」


その日は各自話し合い、明日私達の学校に集合する事になり、解散した。