傷つけられた天使


ーーーーバタン

作戦会議をしていた和佐達が出てきた。


「あー、疲れたぁ。」


伸びをしながら私達の方へ近づいてきた。


「和佐、お疲れ様!コーヒー入れといたよ~。」

「ありがとう。」

「奈桜さんが入れて下さったコーヒー美味しいですわねぇ。」

「うん。美味しいな。
…私より上手いんじゃないかな。」

「そ、そんな事ないよ!…でも、ありがとうね///」


紗奈さんと和佐に褒められ照れていたら、


ムギュッ


突然誰かに抱き着かれた…。


な、なに!?

恐る恐る顔を後ろに向けてみると、


「も~!奈桜ったらかーわーいーいー!!」

「れ、蓮華!?」

「顔真っ赤にしちゃってぇ~♪」

「は、離してよぅ!」

「イヤだ~♪」


なかなか、離れてもらえず苦戦していたら目の前に救世主が現れた。


「蓮華離れろ。奈桜は俺のだ。」


え!?お、俺の?

い、今『俺の』って言ってたよね?


「あれー?いつ奈桜は和真のになったのかなー?おかしいなぁ?いつだっけ?」


蓮華は私を盾にするかのように和真に向き合った。


でも、私は和真の事が見れなくて。

ずっと下を向いてた。


「お前が知らない時だよ。…こっち来い奈桜。」


蓮華には諭すように。

私には優しく声を掛けてくれた。


ワンテンポ遅れて和真の隣に座った。