ユキに対して呆れた目をしていると、如月君が話し出した。
「きっと話し合いをする時、現姫である新海はその場から離れようとはしないでしょう。」
「えー?そんな事あるのー?」
「ええ。僕達が龍玄を辞めると話しに行った時に部屋から出ませんでしたから…。」
「邪魔だな。」
蓮夜の言う通り邪魔。
だが、それはそれで好機ではないか?
「そうだな。邪魔ではあるが、そこは無視しよう。」
私達は私達がやるべき事だけをすればいいのだから…。
「話し合いをする際、彼は無言を貫いて来ると思います。そうなると、質問形式では話し合いは進まない。なので、初っ端からこちらの流れに持っていきましょう!」
「いいねぇ。僕、そういうの嫌いじゃない。」
ユキの眼つきに変わった。
いつものほんわかしてる雰囲気から一変し、別人のような顔つきになった。
「…ふぅ。取りあえずそんな感じでやっていこう。」
「決行はいつだ?」
「こういう事は早い方が良いからな。
決行日は…明日だ!」
「了解です。」
「楽しみだなぁ~♪」
明日、私達の運命が変わる時。
絶対に妥協などしてはいけない。
「あぁ。楽しみだな。」
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