傷つけられた天使

Side 矢尋


――――コンコンッ カチャッ


今、俺含めた幹部4人は龍玄の倉庫に来ている。


そして今入った部屋は総長室、龍也の部屋だ。


目の前には龍也と龍也の腕に絡みついている新海 瑠璃の姿もある。


「一体何の用だ。」

「そうよ。今、龍也と話してるんだから出てってよ。」


何なんだこの女は。


見てるだけで吐き気がしてくる。


「僕達、改めて龍也に話があってココに来ました。

・・・それと、これからする話にあなたは関係無いので、そちらこそ出てって貰えますか?」


匡だけでなく悠士も瑞希も俺も冷たい目でバカ女を見た。


いや、瑞希に至っては睨んでるな・・・。


「な、何でよ!?
私だって龍玄のメンバーでしょ!!

そんな仲間ハズレみたいな事して良いと思ってるの!?」


声聞くだけでイラついてくる。


「別に僕達はあなたの事をメンバーだと思っていませんから。」

「な!?」


バカか?こいつ。


いつ認められたと思ってるんだよ。


バカ女はやっと黙ったが、全く部屋から出ようとしない。


「ハァ・・・」


たまらず俺はため息を出した。


それでも出ない。