大急ぎで着替えて教室に戻るとさっきの女の子達は驚いた顔をしてた。
へっへーん♪
まさか匡と繋がりがあるとは誰も思わないもんね・・・
「遅いぞー香月ー。
お前にはチャイムの音が聞こえなかったのか?うん?」
少しお怒りかな?陽君。
「すみませーん。
少し閉じ込められていたので、手間取っていましたー。
平和ボケしていた頭が誰かさんのおかげではっきり覚めましたー。」
誰かとは特定せずにさっきまでの出来事を報告。
この会話を聞いてあざ笑う人がほとんど・・・
なんつークラスだっつーの!!!
いるだけで息が詰まる。
「そうかー。気をつけろよー。
じゃあ、授業再開だ!教科書45ページ開けぇー。」
陽君のおかげで教室が静かになった。
ただ、さっきの女の子達は鋭い眼光で私を見つめてきたけど、そんなの気にならないくらい心が落ち着いていた。
なぜだろう。
これからイジメな酷くなっていくかもしれないというのに・・・
実は変人だったりして。
いや、でも、それはきっとまた私を受け入れてくれた人達のおかげかもしれない。
勇気をくれたのは・・・和真・・・
そうだ。
私は今までの“裏切られた元姫”なんかじゃない。
これからは〈真佐〉のメンバーなんだ。
復讐なんかの為じゃない。
お父さん達が作り上げた土台と
それに積み上げてきた歴史を
守る為に私は闘うんだ!
皆を傷つかせない為にも・・・


