傷つけられた天使



「そこで、私と蓮夜が考えた作戦なんだけど。

・・・今はやめとこっか?」


3人の様子を見て迷った和佐。


「いいえ、大丈夫です。お願いします。」

「OK。話すわね?」


3人は頷いた。


「まずは、このメンバーでチームを作る。」

「え?」

「一旦、龍玄から抜けてもらうわ。
そしたら、次に〈厄介な人達〉を潰していく。」

「ち、ちょっと待てよ!!

1チーム多くて100人はいるんだぞ!?それが4~5チームあるって事は最大で500人だ!!
それをこの人数でどうやって潰すんだよ!!!」


悠士が言うようにどう考えても人が少ない。


和真、和佐、矢尋、匡、悠士、瑞希、蓮華、蓮夜さん・・・あと私?


あ、私一応 空手、柔道、合気道 全て黒帯なのです!!


・・・誰も突っ込んでくれないけどね。


「全員で10人だぞ!?無理がある!!」

「誰がここにいる10人って言った?」

「・・・は?」


和真、和佐がニヤリと笑う。


「力が無いのに、俺が総長になるなんて言うわけねぇだろ。」

「前の学校で和真が総長やってたグループがあるのよ。」

「何て名だ?」

「「真佐(まさ)」」


皆の頭の上に?が浮かぶ。


「知らねぇな。」

「そりゃそうだ。俺と和佐がいる間にしか活動しねぇからな。」

「人数は?」

「100人かなぁ。」

「何気に人数いたんだな。」


確かに初耳なチーム名。


それを2人がやっていたなんてすごい!!


「も、もしかして、〈紅〉を潰したチームですか?」

「そうだね。」

「ウソだろ!?紅って確か500人はいたトコだよな!?」

「それを100人で・・・。」

「どうだ?実力は信じてもらえたか?」


と、若干ドヤ顔で3人に聞く和真。


呆然とした様子で頷く3人


確かに信じられない・・・。