そんな私の考えを読み取ったのか、匡が話し出した。
「僕らが今回この話を承諾した理由は・・・
実は龍玄の中で黒谷 龍也を総長から降ろそうという話が出ていたからなんです。」
「え?」
「マジで?」
「嘘でしょ!?」
上から私、矢尋、和佐
「つか、交渉しに行った奴が初耳ってどういう事だよ。」
ナイスツッコミ!和真!!
それに『うるせー!』と返す和佐と矢尋。
「・・・フフッ・・・実はマジなんです。
矢尋には話忘れてました。」
そんなやり取りを見て微笑みながら爆弾を落とす匡。
「何でだ?」
「最近の龍也の行動は目に余る事ばかりで。
次々と新しい姫を連れて来たり、幹部の意見も聞かなくなってきて・・・。
それと、少々厄介な人達に龍玄はターゲットにされてしまっているようなんです。」
「何だって!?」
「だから、それもあって和佐に相談したら、すぐ仲間にしようって話になったんだ。」
そんな大変な事になっていたなんて・・・。
「でも、もう一度奈桜を仲間として守れることができると思ったら、即決できました・・・。」
「あん時はめっちゃくちゃ後悔したからなぁ!!」
「あぁ。」
3人とも・・・
「何で?私、酷いこと言ったのに・・・。」
「あんなの本心じゃねぇってバレてんだよ!」
3人を見れば久し振りに見る笑顔があった。
「そっか。バレてたんだ・・・。」
「あんなにわかりやすい嘘は他に無いぞ。」
「もうっ!意地悪言わないでよ!」
あれ?
和佐はこの3人を誘う時和真に言ったのかな?


