傷つけられた天使



教室に戻ると今までの私の悪口が蓮華の悪口に変わっていた。


私に対する態度は少し変わっていた。


私は皆の態度にも腹が立ってきた。


「何なのよ。」

「奈桜。落ち着け。」

「落ち着いていられない。」


和佐になだめられるけど、怒りは収まらない。


キーンコーンカーンコーン


「あの、すみません。香月さんいますか?」


休み時間になり私は呼ばれたけど・・・誰だ?


「私ですけど。何か?」

「少しついてきてもらえませんか?」


少し和佐を見ると承諾の合図が出た。


「行くわ。」


歩き進んで行くと、屋上の方へ向かっている。


「良かった。これでゆっくり話せます。はじめまして龍玄の元姫さん?私は現姫の新海 瑠璃です。」

「ええ。はじめまして。それで、話って?」

「早速言わせて頂きます。私、あなたが目障りなんです。最初は姫だったあなたが。

でも、降ろされた後あなたは転校生のお2人に近づきましたよね。

何がしたいんですか?そんなに男の人の前でブリっ子してたいですか?

正直、気持ち悪いんでやめた方が良いですよ。」


これはアドバイスとして言ってくれたのかな?


「ご親切にアドバイスありがとう。だけどそれ全部自分に当てはまる事だからね?

人にアドバイスするなら気を付けないと。

それに、私は龍玄とは関係ありませんから。今はあなたが姫なんでしょう?

だったら、他の事は気にせず姫に専念しないと。でなければ、また総長は新しい女の子連れてきますよ。

では。」


あーあ。きっとまた明日からいじめの標的復活だな。


でも言いたい事言えてスッキリできたしいっか♪


と、油断してたからか気を抜いていた。


「あんた一体何なのよ!!」


ドンッ


「へ?」


目の前には階段の踊り場


押された?


「きゃぁぁぁああ!!」


ドサッ


「大丈夫か?奈桜。」

「ぅ、うん。ありがと、和佐。ごめん。」