「ちなみに・・・蓮夜と和佐は婚約してるわ。」


ブーーーーッ!!


今度は蓮華さんと和真以外の皆が吹き出した。


「皆汚ねぇ。何やってんだよ。」

「だっ、だって。蓮華様何を仰ってるんですか!」

「本当です!!」

「い、いや、いきなりの事でビックリしたんだよ!」

「でも、良かったね、和佐!おめでとう!」

「ありがとう……///」

「あーあ。和佐が蓮夜のモノにならなかったら、私がもらいたかったのになぁ。」


え?


「まあ、でも、奈桜ちゃんがいるからいっか!」


は?


蓮華さん何を言ってるの?


「ね?奈桜ちゃん仲良くしようね?」

「は、はい。蓮華さん。」

「いやーん。さん付けなんてよそよそしいわー。蓮華って呼んで!さん、はいっ。」

「れ、蓮・・・華。」

「よく出来ましたー!!ご褒美のチュー!」


チュッ♪


「んムっ!!」

「こういう事か・・・。」

「「そういう事だ。」」


蓮華さんは女の子がお好きなんですね・・・。


ああ・・・私のファーストキスが・・・。