コンコン ガチャッ


「やっほーーー!!和真!和佐!久しぶり!!」

「蓮華様お久しぶりでございますね。」

「1週間前に会ったばかりだけど!!」

「蓮華、こっち来て座れ。」

「はいはーい。」


ノックしてからの扉開けるスピード速っ!


そんで、蓮華さんの後ろに控えてる男の人誰だろ?


「久遠。急に呼び出して済まない。」

「藤野。大丈夫だ。気にするな。」

「説明するから蓮夜も座ってくれ。」

「はい。失礼致します。」

「お飲み物お持ちしました。」


コト


和佐が私達の分も飲み物を置き、座ったのを確認すると和真は話し出した。


「今日、蓮華に来てもらった理由は『何故龍玄の姫になった』訳を聞きたかったからだ。」

「まあ、そうだろうなとは思ってたけどね。」

「あ、あの。私、龍玄の前の姫だった香月
奈桜です。それで・・・わぁ!」


ギュッ


蓮華さんは、私を抱きしめた。


え、えーと、これはどういう状況?