Side 和佐


「何だよ。」


いやいやいやいや!!


「本当に久世蓮華?」

「そうだけど?」

「和佐、久世蓮華と知り合いなの?」

「い、いや、知り合いというか。なんというか。」


と、言いつつ和真の方を見る。


驚いた顔をしている。


「和佐、どうしたの?」

「私の知り合いというか、和真の知り合いというか。」

「どういう事?」

「蓮華は俺のイトコだ。」

「な、何だと!?」

「え!?ほ、本当に!?」


コクンと頷く私と和真。


「状況が変わってきたわね。」

「そうだな。こりゃ、作戦変更だ。」

「どういう事だ!?」

「蓮華様は龍玄関連のレディースをやっているのです。」

「それが、どういう訳か龍玄の姫をやってるって事だ。」

「ええー?頭が混乱してきたー。」

「とりあえず、蓮華を呼ぶ。」

「ここにか?」

「いや、俺の家にだ。」


とんでもない、事実が出てきてパニックになりそうだ。


これからどうなる!!


Side 和佐 End