「前の学校でも媚売りはあったんだけど、それは種類が違ったのよ。
超お金持ち学校だからさ、会社のランクが上に上がれば上がる程その会社と関わりを持ちたくなる人もいる訳。
それが前の学校でいう媚売り。」
まあ、さっきの媚売りよりかは、何百倍も頭使うけどな。
と、続けた和佐。
「当然、俺と和佐はツートップと言われていたんだが、何でか和佐が俺の分まで媚売りの対応してたな。」
当然なんだ。それをサラッと言える宮野君がすごいね。うん。
「それも護衛する仕事内容に含まれているので。おかげさまで、さっき役に立ったけどねー。
・・・和真は役立たずだったけど。」
「それも仕事内容なんだろ?
・・・頑張ってくれ。」
すごい!和佐の毒舌を軽々と受け流した!
「えーっと、話続けないのか?」
先程のように話題を転換できない矢尋。
ファイト!!
お前も2人のやりとりに感心してんじゃねぇよ。(by矢尋)
「「いいだろう。続けよう。」」
「何だよ!その上から目線は!!」
・・・ファイト!!


