『うん。例外らしいけど、特別にって。』





「そうか。」





「明日は、水族館に、行きましょうか。」





お母さん。覚えてくれてたんだ。





「水族館か・・・、いいな。遊園地もあるし。」





『そうだね。いこっ♪』






「梓沙、迷子センターにお世話になってたわね。」





『言わなくていいよ。もう・・・。』





「いいじゃない。」






楽しく家族と話す。






私が夢に見ていた光景だった。