『ねぇ、助けてもらったお礼にご飯作るね!料理は得意なんだ!』 『じゃあお願いしようかな』 吏茉は見てて、と言わんばかりの自信満々な表情でキッチンに立つ。 しかしキッチンを見て一言。 『んと……これどうやって使うの…?』 シンクあるが蛇口はない。 鍋はあるが火の気はない。 吏茉は元々街の出身のため、蛇口をひねれば水が、火を使いたければガス台があった。 『お水はどうしたら良いの?…火は?』 『水は家の裏の井戸から、火は薪を使って………』