私は、山岸君に連れられ屋上にきた 「ここでたべよっか?」 といって屋上の人気のないところに腰を下ろした山岸君 私は少し距離をあけて座ると 山岸君はキレ気味にこう言い放った 「あのさ、俺と付き合ってるのに来栖と話すってどうかしてるよね 今も距離置くしさ なんなの、梨杏はばらされたいの? それが嫌なら言う通りにしろよ」 「ごめんなさい」 私はその勢いに負けて彼の言いなりになった 心のどこかでは瑠偉のことを考えながら…