どうやって家に帰ったんだろう。 ふと気付くと、見慣れた黄色で統一された自分の部屋のベットに倒れ込むようにして寝ていた。 疲れきって重くなった体をゆっくり起こすと、ベッドの前の等身大の鏡が目に入った。 その鏡に映るのは、泣き腫らした真っ赤な目。 いつもは、一応二重だけど、泣いたせいで腫れぼったい一重になってしまっている。 擦ったせいで周りが真っ赤になっていて、ひりひりと痛んだ。 うわぁ…、ブサイクだ…………。