違うって言いたかった。 だけど、その言葉は喉まで出掛かっては、何処かへ消えていった。 隼人の辛そうな顔を直視する事なんて出来なくて。 私は、また俯いた。 2人の呼吸する音だけしか聞こえない観覧車の中。 観覧車の中の酸素がだんだん無くなって行っているみたいに感じた。 それほどまでに、胸が苦しくて…息も出来なくなってきていた。