「…フフッ… ハハッ…アハハ… アハハハハハハハハハハハハハハッ」 彼は笑った コインランドリーが並ぶ室内に 響き渡る声で 「何が可笑しいのよ」 「いや… やっと見つけましたよ こんなに早く見つかるなんて 驚きです」 そこまで言われてハッと気が付く コイツ 何で模倣犯になったのよ もしかして警察? あたしを嵌めるために? わざと模倣犯になったの? 「……アンタの目的は何」 「僕の目的…ですか?」 「ええ アンタもしかして警察? あたしを逮捕しに来たの?」