雪の夜





真鍋は前菜を頬張りながら、私を見て


ゆっくりとスプーンを置いた。




「今日はそのことはいいじゃない。楽しみましょう?」  



「申し訳ないですが、」



私はギーッと音を立てて、椅子から立ち上がる。





「私はその話が無いなら、失礼させていただきます」




足を引きずりながら、入り口へと向かう。