雪の夜





「お連れ様がお待ちです。こちらへ」




ボーイのあとに、続いて奥へ進む。


足を引きずりながら、奥へ奥へと進むと
夜景の見える窓の横に二人座っていた。




「あちらでございます」


ボーイは私にお辞儀をすると、さっさと去って行った。    






「待たせてすみません」
 


私が声をかけて、座ると、目の前には目が開かれたまま固まって動かない人物がいた。