雪の夜




顔はまだ左瞼が腫れていて、お岩さんのようになっている。



この顔で足も引きずっているんだ。



もういっそのこと、ドレスコードなんて無視してしまえ


という結論に至ったのだ。






「じゃ、行ってくる」


拳銃とナイフをブルゾンのポケットへ放り込んでバーを出た。