雪の夜





やっとの思いでたどり着いたのは、バーの裏口だった。




「くっそ、血が止まらない」




朦朧とする意識の中で、必死に止血するが
ドバドバと溢れでてブルゾンが真っ赤に染まっていた。





意識が薄れていく





「駄目だ、飛ぶ…」




店長が助けに来てくれれば、何とかなりそうだけど、運良くは来ないか……









そしてそのまま、意識はどこかへ飛んでいってしまった。