深々と突き刺さるナイフを抜くのは危ないと思い、そのまま引きずって歩くことにした。 脇腹からは血がタラタラと流れでる。 壁に寄りかかりながら少しづつ進むが、 なかなか進めない。 息が荒くなる。 「まずいなあ」 壁に背をつけて、ズルズルとしゃがみ込んだ。