雪の夜







深々と突き刺さるナイフを抜くのは危ないと思い、そのまま引きずって歩くことにした。



脇腹からは血がタラタラと流れでる。


壁に寄りかかりながら少しづつ進むが、
なかなか進めない。





息が荒くなる。




「まずいなあ」






壁に背をつけて、ズルズルとしゃがみ込んだ。