雪の夜





「知りたいの?」



「ぜひ知りたいね」



男を睨みつける。




男はしばらく考えるように宙を見つめた。



その間にゆっくりとブルゾンのポケットへ
腕を動かす。





「まあいいか、君はどうせすぐ死ぬし」 



「どうも」




ゆっくりと指をナイフへかける