電車を乗り継いで、またあの街へ向かう。 最寄りの駅へ着いた時、もう夜になっていて辺りは真っ暗だった。 「急がなきゃ」 なるべく人通りの多い道を歩く 足早に歩いていると、後ろで嫌な気配を感じる。 「あ〜、もう」 小声でボソリと呟くと、小走りで人混みを縫うように走る。