ショッピングセンターにつき、いろんな店を周りTシャツを一枚と新しいリュックを買った。

「んー、腹減った!なんか食って行こうぜ。」

「そうだな。」

とおるの提案でショッピングセンター内のフードコートでテキトーに夜食をとることにした。

「そろそろ行くか~!」

「おう、そうだな。」

「早く小夏ちゃんに会いたいだろ?」

「は?うっせぇよ。」

とおるのからかいを受け流して学校の近くまで行くバスに乗った。

とおるは付き合いが長い分遠慮がない。それはいい意味でも悪い意味でも。

でもとおるのそばを居心地が悪いと思ったことはない。

バスで隣に乗ってるのに会話がないことだって少なくない。

それでもなんか気が楽。

まあ本人にはゆわないけど。