熱い夏の日

「瑞希が答えたら、答えるよ」

「えぇー!ずるい!」


瑞希は、ぶうっと口を尖らせる。


「何がずるいだよ。いいから教えろって」

「私は、ちゅ……」


恥ずかしくなったのであろう瑞希は、そこまで言うと俯く。


中学の時か。

そんな前から、好きだと想ってくれていたんだ。

その頃、全く男として見てもらえてないと思っていたから嬉しくなる。

瑞希は途中で言葉を詰まらせたけど、俺はそれだけでわかった。


でも、


「何?チューしたいの?」


瑞希の顔を覗き込みながら言う。


「バッ……、ちがっ!?」


瑞希は慌てて顔を上げる。


チュッ――…


俺は、そんな瑞希の唇を奪う。