熱い夏の日

思春期になり、手を繋ぐ事が恥ずかしくなる。

それに、瑞希に触れる事にドキドキするようになる。

そんな風に思うようになってからは、あまり瑞希に触れないようにしていたけど。

だけど、変わらず、一緒に学校に行っていたし、瑞希が困っていたら、手助けをする。

まぁ、俺が勝手に見守っていただけだし、俺の行動が瑞希にとって当たり前な事となっていたら、そりゃ、気付かないだろうけど――…


「さぁな。ってか、お前はいつからだよ」


ずっと、小さい頃から瑞希の事が好きだった

そんな事、気持ちを伝えた今ならいくらでも言える。

だけど、気持ちは通じ合えけど、俺ばかりが好きな気がして。

なんか悔しくて言わないでみた。

そして、それと同時に

“瑞希はいつから俺の事を?”

瑞希に聞かれて、俺も気になり聞き返す。


「えっ?私は……っていうか、私の質問は!?」


素直な瑞希は答えようとする。

だけど、俺が答えていない事に気付き、じっと俺を見る。